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Vol.37「李下の冠」

 今回のコラムもまたラジオ出演情報から。来週11月8日(火)9日(水)の2日間は、J-WAVE『GROOVE LINE』(16:30~20:00)に出演いたします。首都圏の方にはつとに有名なピストン西沢さんと秀島史香さんの名コンビによる超人気プログラムですが、この2日間は例年ピストンさんが「日本カー・オブ・ザ・イヤー」の選考委員のお仕事で番組をどうしてもお休みしなければならないそうで。私の長年の知り合いであり、『GROOVE LINE』番組プロデューサーでもある(!)ピストンさんからの個人的なご依頼だったのでお受けした次第。ま、秀島さんの熱いファンですからね、私は。

 先日、打ち合わせのために『GROOVE LINE』放送スタジオのある渋谷HMVを訪ね、久しぶりにピストンさんと秀島さんにお会いしてきました。その時お二人と話していて思い出したのが、2000年の暮れに番組にお邪魔した時のこと。当時私がプロデューサーとして出演していたテレビ東京の『ASAYAN』の番組内企画『男子ヴォーカリスト・オーディション』で、最終選考に残った3組4名の期間限定ユニット「ASAYAN超男子」が唯一プロモーション出演させていただいたラジオ番組がこの『GROOVE LINE』なのでした。その頃の私は彼らに付きっきりで面倒を見ていましたから、その出演の際も番組立会いに行ったものです。今ではどれくらいの方がこのユニットを記憶されているのでしょうか。そのうちの1組、川畑・堂珍ペアが現在のCHEMISTRYであります。

 さて、話変わって近況など。先週から今週にかけては久々にminkとスタジオに入りました。前回は私の希望でイーグルスの「言いだせなくて」をカバーしましたが、今回は先方からの希望で某有名ゴスペル曲を取りあげましたよ。minkとはたいへん気が合うので、スタジオではおしゃべりでたいへん盛り上がりました。また、料理が得意の彼女はスタッフに手作りのお弁当をふるまってくれたのですが、これがもう美味しくて。忘れられないレコーディングになりました。アレンジャーのURUさん、エンジニアの工藤雅史さん(ちなみにこのお二人とは平井堅さんのアルバム『THE CHANGING SAME』以来のお付き合い)もいつにも増して笑顔で作業を終了。この曲は来月にはリリースされるのでまた近々お知らせいたします。

 最後に近頃よく聴いている新譜を2枚ご紹介。まず1枚は来日公演が中止になったばかりのフェイス・エヴァンスの『A Faithful Christmas』。意外なことに彼女にとって初めてのクリスマス・アルバムなんですね。カバー主体ですが、嬉しいことに2曲あるオリジナルの出来がわりといいのですよ。あと1枚はフランス発の男性R&Bシンガー、ナイアの『Nyr』。フランス発といっても全編英語なのでご安心を。70年代テイストが横溢した作品です。クリストファー・ウィリアムズの悶絶美メロ「Dance 4 Me」をカバーするセンスは私も他人事とは思えません。オリジナル曲でも、元ネタが容易に、かつ具体的に浮かぶのもご愛嬌。アルバム終盤でスティービー似のイントロが流れてきたので「これじゃ、まんま”Lately”では!」と思ったら、ホントに「Lately」のカバーでした。李下に冠を正さず、とはいえ、疑ってゴメンナサイ。

 それでは、また来週。

 

 

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