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Vol.45「グラミー賞目前」

 週末あたりに感じた春の気配は、やはり気のせいだったのかな。調子に乗って髪を結構バッサリと切ったんですが、途端に寒波が戻ってきたようで。こんなことを繰り返しながら季節は過ぎていくのでしょうけれど。

 さて、洋楽ファンにとっては1年に1度のお待ちかね、グラミー賞の季節です。WOWOWの中継番組の解説で松任谷正隆さん、山田優ちゃん、ピーター・バラカンさんと一緒にLAに行ってからもう1年も経つんですね。はあ。早いなあ。

 さて、今年のグラミー賞は日本時間で2月9日に開催されます。私は昨年に続いてWOWOW特番に出演することになりました。今年は司会がジョン・カビラさんと八木亜希子さん。出演者は東京で生映像を受けてお喋りするという構成なので、番組は昨年とはずいぶんと違った趣になるでしょうが。

 ノミネーションのラインナップを見ていると、今のアメリカの黒人音楽業界はカニエ・ウェストとジャーメイン・デュプリの二強時代なんだなと実感します。もちろんスコット・ストーチやリッチ・ハリスンショーン・ギャレットといったプロデューサーもいい仕事を残しているのですが、音楽業界全体への認知度、影響力という見地においてこの二強はいま特別な次元にいますね。

 それにしてもデュプリの活動は長い。90年代のSO SO DEF(デュプリ)とBAD BOY(P.ディディ)のスリル溢れるリミックス交歓を知る者にとっては、華と艶のあるR&Bづくりで一時代を築いたディディのプロデュース業本格復帰を強く願いたいところ。でも服づくりの利益率の高さとうまみを一度知ったビジネスマン・ディディにとっては、カムバックは魅力に乏しいんでしょう。日本でも衣服販売のうまみに溺れるヒップホップ系ミュージシャンは多いからなあ。ま、それも人生ですが。

 それでは、また来週。 
 9日のグラミー賞@WOWOWでお会いしましょう。
 


Jamie Foxx 『Peep This』(1994)
昨年度オスカー受賞俳優にして本年度グラミー賞ノミネート歌手。
これは幻のデビュー盤。 
悪くはないけどねぇ…12年後に100ドル超のレア盤になるとは。 
ちなみに私は発売翌年にLAの中古盤屋で購入。6ドル99セント也。

 


J.Little『Puttinユ It Down』(1994) 
でも94年の男性ソロ名作といったらコレでしょう。
元Rude Boys。 
ちなみに私はリリースと同時に渋谷WAVEで購入。
税抜価格2150円。 現行価格はAMAZONで10ドル前後。

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